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「レ二レ二!!似合ってますかー?」
そう言って駆けてきた織姫の髪には優雅な三つ編みが出来ていた。 「どうしたの?」 「かえでさんがむすんでくれましたー!!」 嬉しそうに微笑む織姫を見てボクも何だか嬉しくなったんだ。 「…似合ってるよ。織姫。」 「何か言いました?」 つぶやいた一言ははしゃいでた姫には聞こえてなかったみたい。 「別に。」 「何ですか?」 「秘密。」 「もう、レ二意地悪でーす!!」 「秘密だってば。」 本当は嬉しそうにはしゃぐ織姫の横顔がいつもと違って、少し胸がドキドキしたんだ。 でも悔しいから秘密。 |
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