~図書室での一コマ~
「マリア?」
図書室のテーブルですやすやと寝息を立てるマリアを見たかえでの顔に笑みが浮かぶ。
「もう、こんなところで寝てたら風邪引くわよ。」
自らが着ていた上着をマリアにかけたかえでは隣の椅子に腰かける。
やわらかい風がマリアの鮮やかな金髪を揺らしている。
「…」
マリアの頭に手を伸ばしたかえではその頭を優しくなでる。
「ふふっ、本当無防備ね。教科書もノートも広げたまま。」
微笑みを浮かべたかえではマリアの耳元でそっと呟く。
「頑張ってね、美味しいカレー作って待ってるから。」
マリアの頭を撫でたかえではそっと、図書室を出ていく。
~とある夕方の図書室にて~
マリア、喋ってねぇ!
まあたまにはこんなのもいいよね。
ちなみにマリアさんは寝たふりなんだぜ!
きっと、カレー食べながら上着返すんだよ!
というわけで突発SSSでした!
今度は違うシチュで書きたいな(ぼそっ)
ちなみに補足的設定
マリア・受験間近の高3、女子にモテモテ
かえで・マリアの担任兼英語教師、男女問わず人気
・マリアから告白、周囲には秘密のお付き合い
・家はマンションの隣同士で、良くどちらかの家でご飯を食べている。
これ、カンすみとかモトホシでもいけるよね、うん。
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